2の2乗は4だ。これをExcelで計算するには「^」という演算子を使う。演算子とは計算に使う記号のこと。足し算の「+」や割り算の「/」も演算子の仲間だ。ある数字の2乗、3乗を計算するための演算子が「^」だ。2の2乗なら「=2^2」となり、2の3乗は「=2^3」と入力する(図1)。

図1 「^」は乗算を表す演算子

 また、平方根を計算するのならSQRT関数を使おう。SQRT関数は引数に指定した数値の平方根を返す関数だ(図2)。

図2 平方根を計算するSQRT関数

 では、立方根を計算するにはどうしたらいいだろう。これは、少しだけ数学的な知識を使えば簡単に計算できる。そもそも「=SQRT(5)」はルート5を表すが、平方根のルート5とは「5の1/2乗」と同じなのだ。したがって、27の立方根を計算したいときは「27の1/3乗」、すなわち「=27^(1/3)」を計算すればいいことになる(図3)。

図3 立方根なども計算できる