円グラフはデータの構成比を見るときに便利なグラフだ。どの項目が、全体の中でどれくらいの割合かが一目でわかるのが特徴だ。それぞれのデータは、円を構成する扇形のパーツで表され、扇(系列)が大きいほどデータが大きいことを示している。

 その扇(系列)の一部を円グラフから切り離すには、次のように操作する。

(1)まず円グラフを作成する(図1)
(2)円グラフをクリックして円全体を選択状態にする(図2)
(3)切り離したい扇(系列)をクリックする(図3)
(4)扇(系列)を円の外側に向かってドラッグする(図4)

図1 円グラフはデータの構成比を見るのに適したグラフ。グラフを構成する扇(系列)は、一部だけ切り離すことができる
図2 円グラフをクリックして円全体を選択状態にする
図3 切り離したい扇(系列)だけをもう一度クリックする。実行すると、クリックした扇(系列)だけが選択状態になる
図4 選択した扇(系列)を円の外側に向かってドラッグする
図5 一部だけ切り離された円グラフが作成された

 ここでは3D円グラフを例にしたが、もちろん同じ操作で2D円グラフの一部を切り離すことも可能だ。元に戻すには、同じ手順で切り離した扇(系列)を、円の中心に向かってドラッグすればいい。