僕は基本的に、人から薦められたものはできるだけ素直に試してみようという生き方をしています。先月、そのおかげで、セレンディピティがありました(セレンディピティについては29:話題のキーワード「セレンディピティ」なエピソードを参照)。それが下記です。
この本、面白い。
とあるイベントで出会った大学の後輩から、この本を推薦したメールをもらいまして、そのメールを読んで、アマゾンで「即買い」しました。
後で買おうとか、というスタンスは基本駄目なのです。その時買わないと。そうでないとセレンディピティなことが起きえない。
実際には、届いた時に、ぱらぱらとめくってつまらなそうだなぁ(すみません)と思って読んでなかったのですが、とあることで悩んでいたとき、ふと手にとってみたらこれがすごい。その悩みを解く上での、ヒントがありました。
実はここもセレンディピティのポイントなのです。
以前の記事でも書いたように、気乗りしないなぁ。ということでもまずやってみる(この場合は読んでみる)。そうすると、やってみた後に、やっぱりやってよかったということが起こる。
それは、素直にしているからそう思うのか?せっかくやったのだから無駄にならないよう何かを得ようと思うから、そうなるのか?なぜなのか、わかりませんが、最初は気乗りしないけどやったらやってよかった。こう思える人がセレンディピティをものにする人なのではないかと思うのです。
さて、この本。どのような内容かと申し上げますと、シナリオのない劇、すなわち即興演劇についての紹介、マニュアル(?)本なのですが、読めば読むほど、カヤックのものづくりの考え方と重なる部分がありましたので、今回はそこについて思ったこと書きます。