前回は、プレゼンテーションの骨格を固めるまでの手順を紹介した。具体的には、プレゼンテーションの話の展開に合わせて、必要なスライドを追加し、スライドタイトルや、箇条書きの項目を入力する操作だ。

 プレゼンテーションのあらすじが見えてきたら、続いては、スライドのデザインを決めておこう。

 デザインを決めると言っても、もちろん、一からデザインを起こす必要はない。
 PowerPoint2007には、デザインの決定にあたり、頼れる味方、「テーマ」が存在するので、それを利用することにしよう。

デザインの「テーマ」を決めよう

 「テーマ」とは、デザインのコーディネーターのようなもの。気に入った「テーマ」を選ぶと、それだけで、スライドの背景の柄や、スライドで使う色の組み合わせ、フォントの形や配置、図形の質感など、デザインに関するさまざまな情報を、トータルにコーディネートしてくれる(図1)。

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図1 テーマを選んで、スライド全体のデザインを決める。テーマを変えると、全体の印象は大きく変わる

 「テーマ」を選ぶときは、まず、テーマの一覧を表示して、気になるテーマにマウスポインタを合わせてみよう(図2)。すると、瞬時にそのテーマを適用したイメージが画面上に表示される。実際に設定する前に、設定イメージを画面で確認できるため、気に入ったものを見つけるまでに何度も何度も設定をやり直すなどということはなく、操作はスムーズに進む。

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図2 「デザイン」タブをクリックし、テーマの一覧を表示する。表示された一覧から、気に入ったものにマウスポインタを合わせると、そのテーマを適用したイメージが表示される。テーマを決定するには、テーマをクリックする

 気に入ったものを見つけて、クリックすると、選んだテーマが適用される。

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