空白セルを含む表から折れ線グラフを作ると、データの入っていない部分が途切れたグラフになる(図1)。空白セルを値0とみなしたいときや、とりあえず折れ線グラフの体裁を整えたい場合には、このような空白セルの表示(プロット)方法を指定することができる。

(1)グラフを選択した状態で、リボンの「デザイン」タブを開き「データ」グループの「データの選択」ボタンをクリックする(図2)。
(2)表示される「データソースの選択」ダイアログボックスでは左下の「非表示および空白のセル」ボタンをクリックしよう(図3)。
(3)「非表示および空白のセルの設定」ダイアログボックスで空白セルの表示(プロット)方法を選択できる(図4)。

 この設定はグラフごとに有効なので、複数の折れ線グラフで異なる表示方法を指定することも可能だ。

図1 空白セルのために途切れたグラフ
図2 グラフを選択した状態で「データの選択」ボタンをクリックする
図3 「非表示および空白のセル」ボタンをクリックする
図4 ここで空白セルの表示方法を指定できる。「ゼロ」を選択すると値0とみなされ、「データ要素を線で結ぶ」を選択すると、前後の要素を結んだ線が表示される
図5 「データ要素を線で結ぶ」を設定したところ