ワークシート上にグラフを作成したあとで、グラフの元になる表を非表示にするとグラフデータが消えてしまう。これは、Excelでは標準で「表示されているセル」だけからグラフを作成する設定になっているからだ。

図1 ワークシート上に作成したグラフ
図2 元になる表を列ごと非表示にすると、グラフデータも消えてしまう

 セルを非表示にしてもグラフデータが消えないようにするには、グラフを選択してリボンの「グラフツール」-「デザイン」を開き、左から2番目「データ」グループの「データの選択」ボタンをクリックする。実行すると「データソースの選択」ダイアログボックスが表示されるので、左下の「非表示および空白のセル」ボタンをクリックする。

 表示される「非表示および空白のセル」ダイアログボックスで「非表示の行と列のデータを表示する」チェックボックスをオンにすると、非表示セルのデータでもグラフに表示されるようになる。

図3 グラフの設定を変えることで表示できるようになる