新しいブックを開いたとき、標準では3枚のワークシートが用意される(注1)。いつも「Sheet1」しか使わないのなら「Sheet2」と「Sheet3」は必要ない。逆に、毎回12カ月分のワークシートを使うユーザーなら、標準の3枚では少なすぎる。

 新規ブックに用意されるワークシートの数は変更できる。左上の「Office」ボタンをクリックしてメニューを開き「Excelのオプション」ボタンをクリックする。表示される「Excelのオプション」ダイアログボックス左側で「基本設定」を選択すると、「新しいブックの作成時」に「ブックのシート数」という項目がある。この数値が、新しいブックに用意されるワークシートの数だ。Excel 2007の「ブックのシート数」には、1から255までの数値を指定できる。

図1 新規ブックのワークシート数を指定するオプションは「Excelのオプション」の「基本設定」にある

(注1)Excel 5.0/95では標準で16枚のワークシートが用意される