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PCの仕組み全解説

PCの仕組み全解説(5) ハードディスク

構造的に記憶喪失になりやすい

庵地 裕彦=日経WinPC、上岡 隆=日経パソコン 2007/04/23 日経WinPC
出典:日経パソコン 2006年6月26日号
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)
目次一覧

 初めにちょっとしたクイズに答えていただこう。ハードディスク(HDD)は、パソコンで扱うデータを保存するための記憶装置ですが、何を使ってデータを記録しているのでしょうか。(1)熱(2)光(3)磁気。答えに少しでも悩んだ人は、HDDの仕組みを基本からおさらいしてみよう。

 ハードディスクは、内蔵型、外付け型にかかわらず、見た目はただの四角い金属製の箱。ふたを開けてどうこうできる機器ではないので、実際に中を見る機会はほとんどない。そこでまずは、HDDの中を確認してみよう(下図)。

 HDD内でひときわ目立つのは、表面に磁性体を付着させた円盤状の磁気ディスク(プラッターとも呼ぶ)。材質はガラスやアルミ合金で、直径はデスクトップパソコンに内蔵しているHDDだと3.5インチ(8.89cm)。容量に応じて一般的に1~4枚のディスクが1つのHDDの中に重なって入っている。

 駆動時は、ディスクが1分間に数千回転のスピードで高速回転し、その上を磁気ヘッドが移動する。磁気ヘッドが磁界を発生させ、ディスクの磁性体のN極とS極の向きを変えることでデータを記録する。磁気ヘッドはディスクの表と裏に1つずつあって、両面で読み書きできる仕組みだ。

0.00001mmだけ浮く

 ディスクの回転速度は、3.5インチHDDの場合、毎分7200回転が主流だ。この場合、ディスク最外周の速度は時速約120kmにもなる。磁気ヘッドは、この回転によって生じる空気によって浮上して移動するのだが、この浮いているすき間はなんと10nm以下(ナノメートル、1nmは10億分の1m)。10nm、すなわち0.00001mmしか浮いていない。

 磁気ヘッドは、超低空飛行する飛行機のようなもの。動作中のHDDに衝撃が加われば、ディスク表面と接触して傷が付くことは容易に想像できる。衝撃の度合いによっては、HDDが即座に壊れることもある。データを読み書きしている最中は、パソコンに衝撃が加わる行為はご法度だ。外付けHDDを利用している人は特に注意したい。

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