Webブラウザーから、メールの閲覧や送受信ができるサービスを提供しているプロバイダーもある。外出先など、自分のパソコン以外からでもメールの確認ができて便利だ。

 これは、プロバイダーがWebメール変換用サーバーを設置している(もしくはメールサーバー上で同等のアプリケーションを動作させている)ことで実現されている。WebブラウザーでWebメールサーバーにアクセスして、ユーザー名やパスワードを入力する。すると、Webメールサーバーがメール受信サーバーにアクセス。メールを読み出し、それをWebページとして加工して、Webブラウザーに送信してくれるのだ。WebブラウザーからはあたかもWebページのように見える。

 メール送信も、WebブラウザーからはWebサイトにデータを渡すのと同じだ。Webメールサーバーがメールを受け取ると、メール送信サーバーにそれを渡す。そうすると、メール送信サーバーは、通常のメールと同様に相手に送信してくれる。

【外出先からメールを見られるのは?】
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