家族など複数の人で1台のパソコンを使っているのなら、使っている人をそれぞれ別のユーザーアカウントで登録し、各自が自分のアカウントでログオンするようにしておこう。各自が自分のデスクトップやドキュメントフォルダーを持てばプライバシーの確保になるし、自分のファイルと他人のファイルが入り混じって混乱するのを防ぐことができる。

 セキュリティの面でも安全性が高くなり、さらに自分は「管理者」、子供は「標準ユーザー」といった使い分けをすると「保護者による制限」機能により子供の有害サイトへのアクセス防止やソフトの使用制限などができるようになる。

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図1 スタートメニューから「コントロールパネル」を開き、「ユーザーアカウントの追加または削除」をクリックする

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図2 「アカウントの管理」ウインドウが表示されるので、ここで「新しいアカウントの作成」をクリックする

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図3 「新しいアカウントの作成」ウインドウが表示されるので、ここで登録したいユーザーアカウント名を入力し、「標準ユーザー」か「管理者」かを選んだあと、「アカウントの作成」を押す。「管理者」にするとWindowsの重要な設定の変更が可能になるが、それだけセキュリティの面で危険もある。子供などは「標準ユーザー」に設定しておくといいだろう

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図4 新しいユーザーアカウントを追加できた。これらのユーザーアカウントは、Windows Vistaの起動時に表示され、選択することができる

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図5 新しく設定した標準ユーザーアカウントでログオンしたところ。家族それぞれにユーザーアカウントを設定しておくと、デスクトップやドキュメントフォルダを使い分けられて便利だ

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図6 ユーザーアカウントの設定は後から変更できる。ユーザーアカウント名、パスワードの設定、画像の変更、削除、アカウントの種類の変更などが可能だ