Outlook Express 6 SP2では、オプションで改行位置を指定していても反映されない。だからといって読みやすいようにと任意で改行を入れてしまうと、受信した相手のメーラーの種類や同じOEでも表示するサイズによっては読みづらくなってしまう。改行は段落の最後だけにしておいたほうがよい。

 たとえば、文章のキリが良いからと初めの「。」で行末を揃えて改行したとしても、相手がメールを読む際に、その横幅でメールを表示するとは限らない。狭い画面で表示すると、改行を入れた入りで文章が途切れてしまい、かえって読みにくい結果となる。相手がどんな環境で読むかわからないだけに、下手に手を加えないほうが良いだろう。

図1 読みやすいようにとキリの良いところで改行を入れてメールを作成したが…

図2 届いたユーザーがOEで表示してみると、改行を入れたところで折り返され、かえって読みにくくなってしまっている。これは、改行した位置よりメールを表示した画面の横幅が狭いために起こる