親しい人へ送るメールで、雰囲気を伝えやすくするために顔文字を使ってみたい――。顔文字は、記号を組み合わせて作った表情マークだ。言葉だけでは伝わりにくいニュアンスも、このような顔文字を使うことで伝わりやすくなることがある。

 顔文字を使うには、パソコンで使う日本語入力ソフトで顔文字辞書を使える状態にする。ここでは、Microsoft IME Standard 2003で顔文字を使う方法を紹介するが、ほかのバージョンでも操作はほとんど変らない。

 まず、デスクトップやタスクバーに表示されている「IMEツールバー」の「ツール」ボタンをクリックだ。表示されるメニューで「プロパティ」を選ぶ。プロパティ画面が開いたら、「辞書/学習」タブを表示だ。「システム辞書」の一覧から「Microsoft IME 話し言葉顔文字辞書」をクリックする。チェックマークが消えたりグレーになったりするので、黒いレ点になるまでクリックを繰り返す。これで辞書の設定は終了。

 メール作成画面を開いてみよう。本文の入力欄で「かお」と入力し、キーボードの「変換」を押してみよう。するとたくさんの顔文字が変換候補に並ぶ。スクロールして使いたいものを選んで使う。

図1 デスクトップやタスクバーに表示されている「IMEツールバー」の「ツール」ボタンをクリックし、表示されるメニューで「プロパティ」を選ぶ


図2 プロパティ画面が開いたら、「辞書/学習」タブを表示し、「システム辞書」の一覧の「Microsoft IME 話し言葉顔文字辞書」を、図のように黒いレ点になるまでクリックを繰り返す。できたら「OK」ボタンで画面を閉じる


図3 メール作成画面を開き、本文入力欄で「かお」と入力。確定せずに「変換」キーを押す


図4 すると、変換候補に顔文字が並ぶ。かなりの量があるので、スクロールして使いたいものを選ぶ