Wordの「はがき宛名印刷ウィザード」は、ハガキの宛名書きを自動で行ってくれる便利な機能。年賀状作りに活用している人も多いはずだ。

 このウィザードでは、通常文書の背面にハガキの模様を表示してくれる。ただ、ハガキを文書ファイルに保存して再び開くと、その模様が消えてしまうことがある。これは、模様が「隠し文字」として設定されているため。模様があったほうが雰囲気がでる、という場合は、「ツール」→「オプション」を実行し、「表示」パネルの「隠し文字」をオンにしよう。これで模様は表示される。

 なお、一時的に表示を切り替えたい場合は、ツールバーの「編集記号の表示/非表示」ボタンをクリックしてもいい。クリックするたびに、隠し文字の表示/非表示が切り替わる。

図1 「はがき宛名印刷ウィザード」で作成したハガキの表面を一度保存し、再度開いたところ、背景にあったハガキの模様が消えてしまった。このままでも印刷に支障はない

図2 「ツール」→「オプション」を実行し(Mac版Word 2001では「編集」→「初期設定」を実行)、「表示」パネルの「隠し文字」をオンにする

図3 これでハガキの模様が表示された。模様は隠し文字なので、印刷はされない