連番のスタイルは7つほど用意されているが、どれもシンプル。好みのスタイルがない場合は自分で設定しよう。ここでは丸番号の前に「手順」という文字を追加して、手順(1)、手順(2)のようなスタイルを作ってみる。

 まず連番を設定する段落を選択し、「書式」→「箇条書きと段落番号」を実行する。「段落番号」パネルで連番のスタイルを選び、「変更」ボタンをクリックする。「段落番号の書式設定」ダイアログボックスが表示されたら、「連番の書式」の番号の前に「手順」と入力する。

 続いて「字下げとぶら下げ」の「左インデントからの距離」を「15」mmに設定する。これは連番に続く文章の先頭と2行目以降の行頭を右にずらす設定だ。「手順」という文字が増えた分だけ、文章の先頭や2行目以降の行頭も字下げをしたわけだ。設定の様子は「プレビュー」で確認しよう。これで「OK」ボタンをクリックすれば、手順(1)、手順(2)という連番が設定される。

図1 連番を設定する段落を範囲指定する

図2 「書式」→「箇条書きと段落番号」を実行し、「段落番号」パネルから連番のスタイルを選ぶ。ここでは丸番号を選んだ。「変更」ボタンをクリックする

図3 「連番の書式」の番号前に「手順」と入力する。「字下げとぶら下げ」の「左インデントからの距離」を「15mm」に変更し、「OK」ボタンをクリックする

図4 範囲指定した段落に連番が設定された。改行しても連番のスタイルはちゃんと継続される