Internet Explorer(IE)の「お気に入り」は、ほとんどの読者が活用しているだろう。しかし、気に入ったページを片っ端から「お気に入り」に登録していくと、いつしか膨大なリストが表示され、かえって使いづらいことになる。これを避けるには、こまめにフォルダを作って「お気に入り」への登録時に分類するのがポイントなのだが、つい面倒でそのまま登録してしまうことが多い。実は、IEは最近アクセスしていないリンクを非表示にして、使用頻度の高い「お気に入り」だけを表示する機能を備えている。

 それにはまずIEを起動し、「ツール」-「インターネットオプション」を選び、「詳細設定」タブを開く。「設定」の「ブラウズ」にある「個人用に設定した[お気に入り]メニューを使用する」をオンにすれば、IEのメニューバーで「お気に入り」を選んだ際に、使用した頻度の高いページだけが一覧表示される。これ以外のリンクも表示したければ、リストの一番下にある下向きの矢印をクリックする。元に戻すには、「個人用に設定した[お気に入り]メニューを使用する」をオフにすればよい。

図1 「ツール」-「インターネットオプション」を選ぶ


図2 「個人用に設定した[お気に入り]メニューを使用する」をオンにする


図3 IEのメニューバーで「お気に入り」を選んだ際に、使用した頻度の高いページだけが一覧表示される