ノートパソコンでは、バッテリーの消費を抑えるため“休止状態”は必須機能である。そこで、すぐにパソコンを休止状態にできるショートカットを作っておくと便利だ。

 それにはまず、デスクトップの何もないところを右クリックして「新規作成」-「ショートカット」を選ぶ。ウィザードが起動するので、「項目の場所を入力してください」に次のコマンドを入力して「次へ」ボタンをクリックする(「rundll32.exe」の後に半角スペースを入れること)。

 rundll32.exe PowrProf.dll,SetSuspendState

 次に「このショートカットの名前を入力してください」に適当な名前(例えば「休止」)を入力して「完了」ボタンをクリックする。これで、デスクトップに作成されたショートカットをダブルクリックすれば、簡単に休止状態にできる。

 さらに、「クイック起動バーを使えるようにする」で紹介した方法でクイック起動バーを表示し、そこにこのショートカットを登録すればシングルクリックで休止状態にできる。そのほか、デスクトップ上に作ったショートカットを右クリックして「プロパティ」を選び、プロパティダイアログの「ショートカット」タブを開いて「ショートカットキー」をクリックし、適当なショートカットキー操作(例えば、「Ctrl」-「Alt」-「S」など)を行えば、以後、このキー操作を行うだけで休止状態にできる。

図1 デスクトップの何もないところを右クリックして「新規作成」-「ショートカット」を選ぶ


図2 「項目の場所を入力してください」にコマンドを入力して「次へ」ボタンをクリックする


図3 「このショートカットの名前を入力してください」に適当な名前(例えば「休止」)を入力して「完了」ボタンをクリックする


図4 デスクトップに作成されたショートカットをダブルクリックすれば、簡単に休止状態にすることができる


図5 「ショートカットキー」をクリックし、適当なショートカットキー操作(例えば、「Ctrl」+「Alt」+「S」など)を行えば、以後、このキー操作を行うだけで休止状態にできる