文字列に設定できるスタイルは実にさまざま。その種類は「文字スタイル」と「段落スタイル」の2つに分類できる。フォント、文字サイズ、文字飾りのように文字単位で設定できるのが「文字スタイル」、インデント、タブ、行間、文字揃え、箇条書き記号のように段落単位で設定されるのが「段落スタイル」だ。

 これらは自由に組み合わせて設定できるが、不要なら一気に解除することも可能。文字スタイルと段落スタイルの両方を一度に解除するときは、CtrlキーとShiftキーを押しながらNキーを押そう。これで文字列は標準のスタイルに戻る。キー操作が苦手な場合は、「スタイル」ボックスから「標準」を選んでもいい。

図1 複数のスタイルを設定した見出し。行末でEnterキーを押す

図2 次の行にも見出しのスタイルが引き継がれる。Ctrlキー+Shiftキー+Nキーを押す

図3 新しい行のスタイルが標準に戻った