Windows XPでは、ログオン方法が大きく変わった。「ようこそ画面」と呼ばれる、アイコン付きのユーザー一覧画面が現れ、アイコンをクリックすることでログオンできる。

 ただし問題がある。初期設定のWindows XPでは、各アカウントのパスワードが未設定である場合が多い。つまり、他人であっても、「ようこそ画面」でユーザーのアイコンをクリックするだけでログオンできてしまうのだ。

 そこで、ログオン時にパスワード入力が必要になるように、設定変更しよう

 現在ログオンしているアカウントに管理権限がある場合、スタートメニューから「コントロールパネル」を選び、「ユーザーアカウント」をクリック。変更したいアカウントのアイコンをクリックする。

 「アカウントの何を変更しますか?」というダイアログが現れるので、「パスワードを作成する」をクリックする。次の画面で、パスワードを入力して、「パスワードの作成」を押せば設定完了だ。

 現在ログオンしているアカウントが制限付きの場合、「コントロールパネル」の「ユーザーアカウント」をクリックすると、そのアカウントの設定変更画面が現れる。ここで「パスワードを作成する」を選び、同様にパスワードを入力すればよい。

 これで「ようこそ画面」でアイコンをクリックしてもパスワードを入力しないとログオンできなくなる。

図1 「ようこそ画面」と呼ばれるXPのログオン画面。パスワードが設定されていないアカウントだと、他人でもアイコン画像をクリックしただけでログオンできてしまう


図2 「コントロールパネル」の「ユーザーアカウント」を選択


図3 現在ログオンしているアカウントに管理者権限がある場合、設定変更したいアカウントのアイコン画像をクリックする


図4 「パスワードの作成」をクリック


図5 次の画面でパスワードを2度入力して、「パスワードの作成」ボタンを押す


図6 制限付きのアカウントの場合、コントロールパネルの「ユーザーアカウント」をクリックするとこの画面になる。「パスワードの作成」をクリック


図7 パスワード作成したアカウントは、「ようこそ画面」でアイコンをクリックすると、パスワード入力ダイアログが現れる