短い段落が2ページに渡っていると、文章は案外読みにくいもの。強制的に改ページする手もあるけれど、前の文章が増減したときは、その都度レイアウトを直さなくてはならない。段落の途中で改ページされないように、あらかじめ設定しておこう。

 まず、分割したくない段落を選択し「書式」→「段落」を実行する。「段落」ダイアログボックスが表示されたら「改ページと改行」パネルの「段落を分割しない」チェックボックスをオンにする。これで「OK」ボタンをクリックすれば、段落の途中でページ替えされることはなくなる。

図1 段落の途中でページ替えされてしまった。短い段落なので、同じページに表示したい

図2 途中でページ替えしたくない段落を選択し、「書式」→「段落」を実行する

図3 「改ページと改行」パネルの「段落を分割しない」チェックボックスをオンにする

図4 分割されていた段落が次のページに送られた(画面は選択を解除した状態)。段落の先頭には小さな■が表示されるが、これは分割しない設定がされている証拠。印字はされないので問題ない