同じ行内で、左右の文字列を対応させるときは、間を線で結ぶと分かりやすい。タブ機能を利用して文字を揃えれば、自動的に線を引くことが可能だ。このように文字間に引く線を、Wordでは「リーダー」と呼んでいる。さっそく設定してみよう。

 まず、タブを設定する行にカーソルを移動し、「書式」→「タブとリーダー」を実行する。ダイアログボックスの「タブ位置」に「80」を入力し、「種類」から「右揃え」を選ぶ。さらに「リーダー」から線の種類を選び、「設定」ボタンをクリックする。これで「OK」ボタンをクリックすると、80mmの位置に右揃えタブが設定される。

 次に、右側の文字列の前にカーソルを移動し、Tabキーを押す。これで右端が80mmの位置に揃い、文字間には点線のリーダーが引かれる。

図1 野菜名と金額の間を、線(リーダー)で結んだ完成例。金額は右揃えタブで80mmの位置に揃えている

図2 「書式」→「タブとリーダー」を実行し、80mmの位置に右揃えタブを設定する。このとき「リーダー」から線の種類を選ぶ

図3 80mmの位置に右揃えタブが設定された。金額の前にカーソルを移動し、Tabキーを押す

図4 金額の右端が80mmの位置に移動した。野菜名と金額の間には点線のリーダーが引かれる

図5 行末で改行すると、次の行にもタブの設定が受け継がれる。野菜名を入力してTabキーを押すと、カーソルが80mmの位置に移動し、そこまで点線のリーダーが引かれる

図6 金額を入力する。リーダーの長さは自動的に短くなる。以降の行も同様に入力していく