ビジネス文書にはよく「社外秘」、「回覧」、「見本」などの印が押されている。Wordでは、これらの文字を文書の背後に透かしのように入れることができる。さっそくやってみよう。

 「書式」→「背景」→「透かし」を実行する。ダイアログボックスが表示されたら、背後に入力する文字をリストボックスから選択し、文字のサイズや色などを選ぶ。設定内容は「プレビュー」で確認しよう。「OK」ボタンをクリックすると、文書の背後に文字が入力される。

図1 「書式」→「背景」→「透かし」を実行し、ダイアログボックスで背後に入力する文字を選ぶ。目的の文字がリストにない場合は、「テキスト」に直接入力する。「フォント」「サイズ」「色」「配置」を指定し、「OK」ボタンをクリック

図2 文書の背後に指定した文字が表示された。透かし文字を設定したときは、印刷時に色がバッティングしないよう、見出しや本文に網掛けを使わないほうがいい