円グラフは全体に対する各要素の占める割合を比べたいときに向く。扇形の面積の違いで、構成比の差が一目でわかる。そのとき、扇形の一部をパイのように切り出すことによって、特定の要素だけを特に強調するというやり方がある。競合各社のなかで自社の占めるシェアを示したいときなど、注目要素がはっきりしているときにぜひ使いたい。

図1 円グラフを1回クリックすると、扇形の各要素がすべて選択された状態になる


図2 図1の状態から再度クリックすると、一つの要素だけが選択されるので、それをドラグして移動させる


図3 特定の要素だけが切り出されて目立つようになった