一覧表では、できるだけ細かい項目まで入力しておくが、通常は主要な項目だけ表示させておけばよいという使い方も多い。エクセルには行や列を選択し、右クリックメニューで「表示しない」を選ぶことで非表示にできる。しかし、このやり方よりもっと便利な方法がある。列や行の範囲を「グループ化」することだ。こちらなら、クリックひとつでそれらの行の表示/非表示を簡単に切り替えられる。

図1 非表示にできるようにしたい行や列(ここではC列、D列)を選択し、「データ」メニューから「グループとアウトラインの設定」→「グループ化」を選ぶ


図2 すると、ワークシートの上部に表示/非表示を切り替えるためのバーが表示される。ここでは「−」ボタンをクリックすると…(→図3)


図3 C列とD列が非表示になり、バーのボタンが「+」になる。この「+」をクリックすれば、C列とD列が再び表示される