エクセルにデータを入力するとき、ワークシート上のセルに文字や数値を打ち込むたびに、マウスや矢印キーでいちいち入力対象のセル(アクティブセル)を移動させるのは手間。横方向への入力なら「Tab」キーと「Enter」キーの組み合わせが重宝する。また、「Ctrl」キーと矢印キーなどをうまく使えば、離れた位置へも一気に移動できる。

図1 エクセルの標準設定では、文字を入力した後で「Tab」キーを押すと入力対象のセルが右隣に移動する


図2 「Tab」キーを使って表の右端まで移動したら、最後は「Enter」キーを押す。これで初めに「Tab」キーを押したセルのすぐ下のセルに移動する


図3 データが入力された最後尾の行にすばやく移動させたいときには「Ctrl」キーを押しながら「↓」キーを押す。同様に「Ctrl」キーにほかの矢印キーや「Home」キー、「End」キーを組み合わせて移動させる方法もある