表を作成するとき、すでに文字を入力してあるセルと同じ内容を入力する場面は多い。そんなときに便利なのが「オートコンプリート」機能だ。先頭の数文字を入力するだけで、入力済みのデータが候補として自動的に表示される。その候補でよければ「Enter」キーを押す。

 一方、入力候補が十種類程度なら、もっと便利な方法がある。入力するセルを選んだ状態で「Alt」+「↓」キーを押す。すると、同じ列に入力済みのデータが候補としてリスト表示される。あとは「↓」キーで候補を選んで「Enter」キーを押せばよい。

図1 エクセルの標準設定では、「オートコンプリート」機能が働くので、同じ列に入力済みのデータと同じ文字を入力し始めると、入力候補が表示される。それでよければ「Enter」キーを押して確定する


図2 同じ列に入力済みのデータと同じ文字を入力するなら、「Alt」キーを押しながら「↓」キーを押せば、リストが表示できる


図3 さらに「↓」キーを押し、リストから入力したい項目を選ぶ。あとは「Enter」キーを押せばセルにデータを入力できる