西暦2000年を迎えるその瞬間、世界の各地で盛大なカウントダウンが行われた。そして今年の年末もカウントダウンで大いに盛り上がるだろう。何と言っても来年は21世紀なのだから。

 ということで「21世紀まであと何日?」をExcelで計算してみよう。A1セルに21世紀最初の日となる

図1 A1セルに2001/1/1と入力する

 続いてB1セルには現在の日付を入力するのだが、これには2つの方法がある。

 ひとつは現在の日付をシリアル値として入力する方法。Ctrlキーを押しながらセミコロン「;」を押すとアクティブセルに現在の日付が入力できる(Mac版ではCommandキーを押しながらマイナス「-」)。

図2 B1セルには現在の日付を入力する。。Ctrlキー+セミコロン「;」(Mac版ではCommandキー+マイナス「-」)で現在の日付を入力できる。

 日数をカウントする式はC1セルに「=A1-B1」と入力する。

図3 C1セルに「=A1-B1」と入力する。

 計算結果が変なのは自動的に年月日の表示形式が設定されたため。「書式」メニューの「セル」を実行して「セルの書式設定」ダイアログボックスを開き、「"21世紀まであと"#"日"」というユーザー定義書式を設定しよう。

図4 「セルの書式設定」で「"21世紀まであと"#"日"」というユーザー定義書式を設定

図5 21世紀まであと何日か表示された

 もうひとつは、「あと何日」を自動的に計算させるやり方だ。Ctrl+;で入力した日付はシリアル値という数値データなので、明日になって日付が変わっても自動的に更新されることはない。日数をカウントダウンするためには、シリアル値を直接入力するのではなくNOW関数やTODAY関数を使おう。

図6 ファイルを開くたびに日付を自動的に変更するには、NOW関数やTODAY関数を使用する