ワークシートのセルを選択するのは簡単だ。選択したいセルをマウスでドラッグすればいい。Ctrlキーを押しながら操作すれば、連続しない飛び飛びのセル範囲を選択することもできる。
ところが、この操作はマウスを接続していないノートパソコンではなかなかたいへんだ。片手でCtrlキーを押し続けながらタッチパッドを操作するのは、かなり難しい。
そんなときのために、連続していないセル範囲をキーボードだけで選択する方法をお教えしよう。まず普通にセル範囲を選択する。これにはShiftキー+矢印キーが便利だ(図1)。次に、Shiftキー+「F8」キーを押す。左手は動かさないでいいのだ。ステータスバーに「ADD」というマークが表示されたのを確認し、矢印キーで次の選択範囲へ移動する。このとき、最初の選択範囲がクリアされないことに注目していただきたい(図2)。
あとは、必要なだけ「Shiftキー+矢印キー」→「Shiftキー+F8キー」を繰り返せばいい(図3)。
図1 Shiftキーを押しながら矢印キーを押して、任意のセル範囲を選択する |
図2 Shiftキー+「F8」キーを押すと、アクティブセルだけを移動できる。このとき選択された範囲は解除されない |
図3 再びShiftキーを押しながら矢印キーを押してセル範囲を選択する |