プレゼンテーションなどで使うグラフには、ある程度の遊び心を入れたいものだ。たとえば棒グラフを作成する場合、単純な棒ではなく画像を貼り付けた絵グラフにしてみてはどうだろう。

棒グラフを例に解説しよう。まずは普通にグラフを作る。次にグラフの棒部分(系列)をクリックして選択する。その状態で[書式]メニューの[選択したデータ系列]を実行する。「データ系列の書式設定」ダイアログボックスが開くので[パターン]タブを開き[塗りつぶし効果]ボタンをクリックする。

 表示される「塗りつぶし効果」ダイアログボックスでは、系列を塗りつぶす色やパターンを指定できる。グラデーションやテクスチャを指定することも可能だ。今回は絵を表示するので[図]タブを開こう。[図の選択]ボタンをクリックするとファイル指定のダイアログボックスが開くので、あらかじめ用意しておいたBMPやJPEG画像を選択する。絵の表示方法は「引き伸ばし」「積み重ね」「拡大縮小して積み重ね」の3パターンを選択できるので、好みの形式を指定しよう。

図1 グラフの要素には好きな絵を指定できる

図2 絵は、積み重ねたり引き伸ばすなどの指定もできる