マイクロソフトは「2007 Office system」試用版の無償ダウンロード提供を2006年12月2日に開始した。同社のWebサイトにて公開している。同ソフトは製品版の企業向け提供が11月末に始まったばかり。一般ユーザーにとっては、2007年1月30日の店頭発売を前に、製品と同等の機能を試せる貴重な機会と言える。

 公開されているのは、スイート製品「Office Professional 2007」と、「Groove 2007」「InfoPath 2007」など10種類のアプリケーション。試用版とはいえ、製品版のすべての機能が利用できる。利用期間に制限があり、アクティベーション後60日に設定されている。ただし60日の期限を迎えても、その月の最終日になるまでソフトは利用可能だという。

 期限切れになると、自動的に機能制限モードに移行する。この後は、基本的に文書を開いて閲覧することしかできなくなる。