注8) 同じような例として次のようなものが考えられる。航空機の飛行中,乗客に病人が出た。症状から見て,その場から動かしてはいけなかったのに,他の乗客が手当のために移動させた。この結果,より病状は悪化した。この乗客に,医療の専門的知識がなかった場合と,医師免許を持っていた場合とでは,責任の大きさは違ってくる。病人の症状も判断の対象となるだろう。応急処置法が一般的に知られていない特殊な症状だったか,広く知られた一般的な症状だったかで,過失を問われる可能性は変わる。