富士通とサン・マイクロシステムズ日本法人は9月20日付けで,富士通製RDB「SymfoWARE」とサンの小型サーバー「Sun Enterprise 450」によるTPC-Cベンチマークの結果,価格性能比21.35ドル/tpmCを達成,UNIXサーバーでの記録を更新したと発表した。4CPU構成,OSはSolaris 8で,性能(スループット)は2万5375.03tpmCだった。

 ちなみに,TPC-Cベンチマークの価格性能比の上位ランクは,PCサーバーが制圧している。現時点でのトップはコンパックProLiant ML-570-6/700-3Pの9.99ドル/tpmC(2万207tpmC,3CPU,Windows 2000/SQL 2000)だが,これは9月26日出荷予定の未出荷の構成とされている。出荷ずみ製品ではHP NetServer LH 6000の11.85ドル/tpmC(3万3136tpmC,6CPU,Windows NT 4.0/SQL 7.0)が首位。

 今回“UNIXではトップ”となった「SymfoWARE+Sun Enterprise 450」(測定対象は10月31日出荷予定の構成)は,価格性能比ランキング全体では,ほぼ50位あたりでやっと登場していた。(千田 淳=IT Pro編集)


日本サン・マイクロシステムズの発表資料

富士通の発表資料