(BizIT,2000.6.20)

コンパックコンピュータ(以下コンパック)は今日自社のサーバー機にターボリナックスジャパンの最新ディストリビューション「TurboLinux 6.1J Server」(6月16日出荷開始)をインストールする際の注意点をサイトに掲載した。同ディストリビューションの初期出荷版のCD-ROMに含まれるパーティション作成ツール「tfdisk」では,「Compaqシステムパーティションを誤認識」するため,必要なパーティションが正常に作られずインストールが行えないことがあるという。CompaqシステムパーティションはFAT16を利用した隠しパーティションであり,コンパック独自の管理情報などが納められている。これを削除してインストールすることもできるが,コンパックでは推奨していない。
6月末以降に出荷予定のTurboLinux 6.1J Serverではこの問題を解決する「Compaq Edition」のCD-ROMがバンドルされる。初期出荷版 との違いはtfdiskが改良されているかどうかだけである。これ以前のパッケージを購入したユーザーにはターボリナックスジャパンから同CD-ROMを無償提供する。

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