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大規模障害でトレンドマイクロ社長が陳謝、「最後のパソコンが復旧するまで給料は594円」

中井奨 2005/04/26


 トレンドマイクロ製アンチウイルスソフト「ウイルスバスター」のパターンファイル更新で多数の企業や一般ユーザーのコンピュータに障害が出た問題で、エバ・チェン社長兼CEO(最高経営責任者)は26日に会見を開き「大変な問題を起こしてしまいましたことに対して、心よりお詫び申し上げます」と陳謝し、自らの給料を594円に大幅減給することを明らかにした。

 この問題は、4月23日朝にがウイルスバスターパターンファイル2.594.00を配信したことが発端となった。パターンファイルの圧縮判定パターンの問題があったにもかかわらずWindows XP Service Pack2環境でのテストが実施されずに配信されたために、ファイルをダウンロードしたユーザーのパソコンのCPU使用率が100%になり、動作が著しく遅くなる障害が発生した。

 4月26日午後2時までに、ユーザー企業から3万1265件、一般ユーザーから32万6746件もの問合せが殺到。トレンドマイクロは、対応のためのサポートの費用として26日までに約3億円を投じている。

 今後、同様のミスが発生しないようにするために、トレンドマイクロはパターンファイル配信のシミュレーションテストを新たに追加するなど、配信までのプロセスを強化。さらに、改善後のプロセスの監査や連絡手段の改善なども今後実施していく方針だ。

 チェン社長は、障害を肝に銘じるために、給料を問題のパターンファイルのバージョン番号「2.594.00」にちなんだ594円に大幅に減給。チェン社長は「最後のユーザーのパソコンが復旧するまで給料は594円にする」と話した。

 また、マヘンドラ・ネギ代表取締役CFO(最高財務責任者)は「顧客の環境を復旧する支援はするが、損害賠償は検討していない」と、障害があった企業などに対する損害賠償はしないことを明言した。

中井 奨=日経ソリューションビジネス

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