デルと日本オラクルは9月18日、両社の製品とサービスをパッケージ化したソリューションの販売を開始した。

 デルのサーバーとストレージに、オラクルのデータベースのライセンスと導入支援サービス、保守サポートを組み合わせたパッケージソリューションを、価格を明確化した上で販売する。「すでに検証済みのパッケージでシステム構築の簡素化を図り、価格を明確にすることで導入の敷居を低くする」(デルの長谷川恵営業技術支援本部長)ことが狙い。

 価格は、Oracle9i DatabaseとPowerEdge 1750のWindows版のパッケージが80万円から。11月以降、WebアプリケーションサーバーやERPのソリューションパッケージも販売する。

 デルとオラクルは、営業と保守サポートでも協力する。10月からは、オラクルのオンライン営業部隊OracleDirectのスタッフ3人がデルの本社(川崎市)に常駐し、両社の営業部隊が共同で提案を行う。また、保守サポートの窓口はデルに一本化し、ハードとソフト両方の障害に対して一つの窓口で対応できるようにする。

中井 奨=日経ソリューションビジネス