8mmテープ装置ベンダーの米エクサバイトは日本市場で,新たなチャネル開拓に乗り出す。これまで日本システムハウス,ノックスなど3社の代理店を通じて8mmテープ装置やライブラリ装置の販売を展開していたが,近くVXAシリーズを投入するのに伴う処置。

 同社は約15年前に設立したテープ装置ベンダー。米IBMや富士通,米サン・マイクロシステムズなど大手ハード・メーカーへのOEM(相手先ブランドによる生産)が中心で総売り上げの50%以上を占めている。その一方で自社ブランド販売にも力を入れる。7月に,まず最大160ギガバイトのタイプから出荷を開始するVXAは,低価格を武器に大量販売を目指す。そのため,大量販売ができるシステム・プロバイダなどを開拓していく考え。

 なお,従来製品のマンモスやLTOは従来チャネルを通じて国内で販売をしていく。(田中)