情報漏洩対策は6割が未対応
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図1●ITアプリケーションの導入状況
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他のアプリケーションでは、グループウエア(57.2%)、無線LAN(40.1%)の導入率が高い。IP電話は導入率こそ25.3%だが、導入検討中が49.9%と極めて高い関心度を示している。
アプリケーションの導入状況は、2004年の調査との比較では総じて大きな変化はない。ERP(25.5%)とDWH(20.3%)は若干だが導入率が低下した。これは回答企業規模が昨年よりも低い年商帯が多いためだろう。逆に、ASPは14.6%と昨年の11.5%に比べ3ポイント以上高まっている。
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図2●情報システムについて情報漏洩対策の実施状況
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図にはないが、調査ではネットワークセキュリティ対策の実施状況についても聞いた。その結果、「ウイルス対策ソフトの導入」が90.6%、「ファイアウオールなど不正アクセスの防止」が68.9%と、外部侵入防止策についてはしっかりと対応できている。半面、「社内向けのアクセス制限を設けている」企業は35.1%と対応率が低い。
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図3●IAサーバーで利用しているOS
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図にはないが、NTユーザーに今後の意向を聞いたところ、実に52.3%がそのまま使い続けると回答している。しかし、Windows NTに関するマイクロソフトのサポートは2004年12月で終了している。その点について認知していたのは、NTユーザーの73.9%だった。逆に26.1%のユーザーはNTのサポート終了を知らなかった。
Linuxは着実に増えているが、それでもまだ6.6%にとどまる。
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図4●Linux導入に対する考え
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調査では、IAサーバーの形状についても聞いた。その結果、図にはないが、タワー型が71.7%と圧倒的に多かった。ラック型も25.0%と高い。ブレードサーバーは1.1%であり、中堅・中小企業ではまだほとんど使われていない。
話題になっているブレードサーバーであるが、そのイメージについて聞いたところ、高密度性(29.8%)、拡張性(27.1%)など、ブレードの訴求点を理解した回答が目立った。半面、「よく分からない」が51.1%に上った。
サーバーの信頼性向上についても聞いたところ、ほとんどの企業が何らかの対策を実施していた。バックアップ(87.6%)、RAIDなどの冗長化(48.9%)、クラスタ構成(22.9)、無停止型サーバーの導入(15.1%)となっている。
IAサーバーのメーカー別シェアはかなり混戦模様である(図5)。トップはNECの22.3%だが、2位以下とはあまり差がない。日本IBMと富士通は拮抗している。こうした中、デルは14.7%とシェアを高めている。2003年の調査では9.4%であり、上位3社から着実にシェアを奪っている。
IAサーバーの購入先は、ディーラーや販売店が55.8%と相変わらず多い(図6)。SIer、ソフトハウスは13.1%だった。Webや電話などの通販は4.0%と少ないが、これはデルと日本HPの分が直販に含まれているためと思われる。メーカー直販の割合は24.2%と前年(21.6%)を上回っている。
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図5●設置されたIAサーバーのメーカー別シェア
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図6●IAサーバーの購入先
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図にはないが、サーバーの今後の導入予定は「導入の検討・計画・考慮」を合わせると50.0%に上る。これは2004年の40.6%を大きく上回っている。サーバー導入を予定している企業は「半年以内」が33.1%、「1年以内」が33.1%で、7割近くが1年以内に導入を計画している。
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図7●今後導入予定のサーバーの導入理由(複数回答、n=261)
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図8●導入を検討しているIAサーバーのメーカー
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今後の導入予定サーバーのメーカーでは、デルが20.4%でNEC(18.1%)を抜いて1位だった(図8)。導入予定でデルが首位に立ったのは初めてである。来年の設置ベースのシェアではデルがさらに順位を上げる可能性がある。
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【調査の概要】
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■伊嶋 謙二(いしま けんじ) |