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ITレポート(動向/解説)

日経ソリューションビジネス

チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ
パートナー同士が支援する仕組みで多機能化する製品の実力を引き出す

2005/05/15
出典:日経ソリューションビジネス2005年5月15日号  53ページ
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

 ファイアウオールソフト最大手のチェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズは4月、製品ベンダーとのパートナープログラム「OPSEC」を拡大した。OPSECは、チェック・ポイントのセキュリティ製品と他社の製品との連携動作を保証するプログラムで、ソリューションプロバイダの手間やコストを軽減することが目的である。今回は「VoIP」「コンプライアンス」といった6つの製品カテゴリーが新たに加わった。

 一方、ソリューションプロバイダ向けのパートナー支援制度「バリュード・パートナー・プログラム」については2004年秋に強化している。国内約40社の販売パートナーを、販売量や同社が認定する資格の保有者数などに応じて「プラチナ」「ゴールド」「シルバー」「ブロンズ」という4段階に分けた。このほか、各パートナーに対し製品を卸す役割を果たすディストリビュータがある。

 チェック・ポイントはほぼ100%パートナーを経由して製品を販売している。パートナーはWeb経由でのトレーニングといった支援を受けられるほか、プラチナパートナーについては、新製品出荷の90日前に製品とトレーニングを受けることが可能だ。

 さらに、販売パートナーは、SIによる製品提供、ネットワークサービスによる機能提供、保守サポートの提供といった役割によっても分類している。また、パートナーが得意な技術分野を「Webシステム」、「内部セキュリティ」、「境界セキュリティ」の3つに分けて、Webで明示している。


図●チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズの「バリュード・パートナー・プログラム」の概要

 こうして細かく分類することで、パートナーがパートナーを支援する仕組みを確立している。販売パートナーから上がってくるトラブルの解決や保守サポートについては、「Certified Service Provider」と呼ばれるパートナーが実施。パートナーやユーザー企業のSE教育はトレーニングパートナーである「Authorized Training Center」が担当するといった具合だ。卯城(うしろ)大士セキュリティ技術本部長は、「ファイアウオールは複雑化、多様化しており、パートナーがどこまで使いこなしてくれるかで製品の実力が大きく変わる。パートナーのトレーニングに一層力を入れていく」という。

(鈴木 孝知)

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