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PC向けサイトをケータイで閲覧
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携帯電話でメールをやり取りしたり,情報サイトにアクセスする使い方は,ごく当たり前になった。しかし,これまで多くの場合,メールにしてもサイト閲覧にしても“携帯電話向けの”という注釈が付いていた。
携帯電話でインターネット上の一般のパソコン向けサイトを閲覧する−−。これを可能にするのが「フル・ブラウザ」である。フル・ブラウザを標準搭載した携帯電話(写真1)や,携帯電話で動くフル・ブラウザ・アプリケーションが,続々と登場し始めている。携帯電話が真の意味で,“インターネットへの窓口”となる可能性が高まってきた。
パソコン向けのWebサイトを
そのまま携帯電話の画面に表示
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フル・ブラウザとはどのような機能を備えているのだろうか。一口で言えば,パソコン用のブラウザと同様に,パソコン向けに作られたインターネット・サイトのデータを読み込んで表示できるブラウザである(写真2)。Webサイトの記述言語であるHTML(hypertext markup language)を定義通りに正しく解釈して処理できるわけだ。
ただ,表示が可能といっても携帯電話の画面解像度は,高機能モデルで主流のQVGAタイプでも横240×縦320ドット。パソコン向けのサイトは,横800ドット×縦600ドットのSVGAサイズを基準に作られたものが多いため,そのままではすべては表示できない。上下左右にスクロールしてページの全体を読み取るか,縮小表示や携帯電話の画面サイズに合わせてページの横幅を調整したレイアウトで表示する。
実は,既存の携帯電話向けブラウザでも,パソコン用のサイトにアクセスすれば“表示する”ことはできた。ただし,c-HTML(compact -HTML)やWAP(wireless application protocol)に準拠した携帯電話向けサービスを前提としたブラウザでは,表現できるデータ形式に制約がある上,幅の狭い画面に収まるように元のレイアウトを崩して表示するしかなかった。また1ページ当たりの上限データ量が制限されているため,テキスト情報は表示できても画像はほとんど表示できなかった。