UHF帯無線ICタグの技術条件、情通審の委員会が近く報告書を公表へ(1)
情報通信審議会・情報通信技術分科会の「小電力無線システム委員会」(主査:中川正雄・慶応義塾大学理工学部教授)は2004年12月8日に開いた第7回会合で、UHF帯の周波数を使う無線ICタグシステムに割り当てる周波数や、携帯電話など他の無線システムとの干渉を防ぐ技術条件を盛り込んだ報告書の内容を固めた。近く、報告書を公表する予定だ。報告書に盛り込まれる割り当て周波数や技術条件は、免許の取得が必要な出力10mW超の高出力型システム(ゲート型リーダーなど)が対象になる。 UHF帯ICタグシステムに割り当てる周波数と、他の無線システムとの干渉を防ぐ技術条件は、小電力委員会の下部組織である「UHF帯電子タグシステム作業班」が、2004年11月4日の最終会合(第7回会合)で報告書としてまとめた。小電力委員会が近く公表する報告書は、このUHFタグ作業班の報告書の内容を原則的に踏襲することになった。 UHFタグ作業班の報告書の中身を見ると、高出力型のUHF帯ICタグシステムに950M〜956MHzの6MHz帯域のうち、952M〜954MHzの2MHz帯域を割り当てるとした。両脇の2MHz帯域はそれぞれ、近くの周波数帯を使っている携帯電話システムなどとの干渉を防ぐためのガードバンド(空き帯域)として確保する。一方、952M〜954MHzにおけるICタグリーダーの最大出力は36dBm(約4W)となっている。ガードバンドに漏れる電波の許容値は−33dBmなどである。小電力委員会が近く公表する報告書には原則的に、こうした内容が盛り込まれる見通しである。
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