NTTコミュニケーションズでは、IPテレフォニーをビジネスやオフィスにおけるコミュニケーション手段として位置付ける。「IPテレフォニーソリューション2004(IPTS2004)」においては業務アプリケーションなどとの連携を図り、ビジネス・シーンにおけるトータル・ソリューションを説明する。同社はパートナ企業とともに、これらをテーマに展示、デモを実施する。

 Web会議サービスは、Webブラウザを使って簡単にプレゼンテーションやドキュメント、アプリケーション、さらに音声やカメラ画像が共有できるサービスである。NTTコムが提供する企業向けIP電話サービス「.Phone IP Centrex」との連携により、安価で高品質な音声会議が実現し、パーソナル・コミュニケーションやチーム・コミュニケーションの活性化、効率化を図る。

 パートナである日本アイ・ビー・エムでは、「.Phone IP Centrex」と連携したユニファイド・メッセージ・ソリューションを披露する。プレゼンス(所在)情報などのアプリケーションと連携し、生産性/創造性の向上を実演する。

 トランス・コスモスはIPコンタクト・センターを実演する。コンタクト・センターのIP化は、通信コストはもちろん、構築・運用面でのコストメリットをはじめ、センターのロケーションや導入規模などの制約を軽減できる。また、IPならではの優れたユーザビリティでエージェントの利便性を向上させる。エンドユーザーに対する付加価値の高いサービス提供を実現するとともに、顧客満足度を高めることが可能になることを説明する。

(IP電話start)