ベリタスソフトウェアは2月9日,バックアップ・ソフトの導入サービス「データ保護ソリューション導入支援サービス」を開始した。Windows上で稼働する「Backup Exec 10」などが対象になる。同社のコンサルタントがサーバー環境などを調査し,ソフトのインストールや各種設定,必要なスクリプトの作成などを行う。サービス価格は21万円からだが,最多価格帯は100万~200万円を予定している。

 こうした導入サービスを始める背景には,「最新版のBackup Execには分散サーバーを集中管理する機能などが備わり,それらを使いこなすにはコンサルティング・サービスが必要」(ベリタスソフトウェア)との判断がある。バックアップ・ソフトの基本導入サービスだけでなく,(1)部門サーバーやリモート・サイトのサーバーの集中バックアップ,(2)スナップショットを利用した高速バックアップ――などをメニュー化している。

(松山 貴之=日経システム構築)