NECは10月17日,Linux事業の拡大を目的とした統括組織「Linux推進センター」を設立すると発表した。
Linux推進センターを中心にLinux技術者の育成を強化し,2年後にNECグループ全体で3000人体制とする。2003年4月時点でのグループのLinux技術者は約1000人であり,2年間で約3倍となる。
また,Linuxシステムの構築実績は2003年4月時点で約1000システムだったが,2年後の累計実績3000システムを目指す。
「Linux推進センター」は2001年6月に設置した「OSSソリューションセンター」および「Linux技術センター」を統合したもの。LPI( Linux Professional Institute)やRHCE(RedHat Certified Engineer)などのLinux資格を持つ技術者を中心に,11月4日,約100人で発足する。通信業者向けの「Linux」など,大規模基幹システム向けのサポート体制を強化するとしている。