システム・インテグレータのコムスクエアは9月22日,ローソンチケットでLinuxべースの音声応答システムが本格稼働した,と発表した。

 Linuxべースの音声応答システムを採用したのは,電話のプッシュ音で操作してチケットを購入するシステム(操作方法の説明)。従来は全国6カ所に分散していた旧チケット予約システムを,1カ所に統合することでコストを削減できた,という。また,発信者番号を取得し,予約回数を制限する機能を備え,転売を目的としたチケットの大量予約や,それに伴うキャンセル発生を防止できるとしている。

 音声応答ボードとして,NTT-MEがVOCALNETの名称で販売している米NMS Communicationsの製品を採用した。

(高橋 信頼=日経システム構築)