NECは2003年9月16日,不正アクセスにより改ざんされたLinux上のデータを自動的に復元するソフトウエアを発売した。名称は「SERVERW@TCH for Tripwire Ver1.0」。2003年9月30日より出荷する。別売の改ざん検知ソフトウエア「Tripwire for Servers 3.0 日本語版」と組み合わせて使用する。


 監視対象となるデータを常に自動バックアップし,Tripwire for Serversが改ざんを検知した際に,自動的に元のデータに復元する。また,改ざんされたデータも保存し,不正侵入の証拠を保全する。


 SERVERW@TCH for Tripwire Ver1.0の価格は19万8000円。Red Hat Linux 7.3上で稼働する。Tripwire for Servers 3.0 日本語版の価格は19万8000円。

(高橋 信頼=日経システム構築)