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再びドラッグ&ドロップして,スタート・メニューの元の場所に戻すか,デスクトップの邪魔にならない場所に移動してください。デスクトップ上から削除する方法はありますが,実行すると今まで使えていた管理ツールが削除されるなど,面倒な問題が発生します。 Windows 2000の[管理ツール]フォルダは,コンピュータの管理を行うための様々なツールが格納されている重要な部分です。ごみ箱に入れて消そうとしても,[管理ツールはWindowsのシステム・フォルダで,Windowsを正しく実行するのに必要です。削除できません]というメッセージが表示され削除できません。 コマンド・プロンプト上でファイルを削除する「del」コマンドや,ディレクトリを削除する「rd」コマンドを使用すれば削除できますが,実行しないでください。基本的に[管理ツール]フォルダを削除すると,現在使用できている管理ツールが削除されます。そのユーザーの[管理ツール]フォルダだけでなく,同じマシンを使用する他のユーザー(AdministratorアカウントおよびAdministratorsグループに所属するアカウント)にも同様の影響が基本的に及びます。 万一[管理ツール]フォルダを削除した場合でも,同フォルダにあるツールの本体は残っています。ショートカットを作り直すなど,修復作業をすれば,再び使えるようになります。複数のツールがあるので,結構大変です。 (日経Windowsプロ編集)
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図:誤って配置されたデスクトップ上の管理ツールのフォルダを削除できない
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