Windows 2000のExplorer上でテキスト・ファイルをダブル・クリックすると,デフォルトではNotepadが起動してファイルを開きます。この起動アプリケーションをWordに変更したいのですが。

 ファイルの拡張子(テキスト形式なら.txt)と起動するアプリケーションの関連付けを変更すれば解決します。まずExplorerのメニューから[ツール]-[フォルダ オプション]を選択し,そこで表示されるダイアログ・ボックスで[ファイル タイプ]タブを開きます。ここにはファイル拡張子ごとに関連付けられたアプリケーションの一覧が表示されています。Windows 2000はこの情報に従って,特定のファイルをダブル・クリックしたときに起動するアプリケーションを決定します。

 今回はテキスト・ファイルをWordに関連付けるので,登録されているファイル・タイプの一覧の中から拡張子がTXT(テキスト形式)のものを探して選択します。ダイアログ・ボックスの下側に表示された[拡張子'TXT'の詳細]には,この拡張子のファイルを開くときに使うアプリケーションとしてNotepadが指定されていることが示されています()。

 これをWordに変更するには[変更]ボタンを押し,アプリケーションを選択するダイアログ・ボックスの一覧からWordを選びます。最後に[OK]ボタンを押せば完了です。テキスト・ファイルをダブル・クリックすると,次回からはWordが起動します。

 この方法以外にも,Explorer上でテキスト・ファイルを右クリックし,ポップアップ・メニューから[プロパティ]を選択しても同じことが実行可能です。なお,起動するアプリケーションを作業内容に合わせて動的に変更したい場合は,上記のポップアップ・メニューの中から[アプリケーションを開く]をクリックして,好みのアプリケーションを選べます。

(日経Windowsプロ編集)

図:ファイル・タイプとアプリケーションの関連付けを変更する手順