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[インターネットオプション]のダイアログ表示を任意に制限できます。グループ・ポリシーを使う方法とレジストリを使う方法があります。順に紹介します。

 グループ・ポリシーを使う場合は,

(1)グループ・ポリシー・エディタ(gped-it.msc)を起動します。
(2)[ツリー]から[ローカルコンピュータポリシー]-[ユーザーの構成]-[管理用テンプレート]を選択し,さらにその中の[Internet Explorer]-[インターネットコントロールパネル]を開きます。
(3)右のペインに表示される[[全般]ページの使用を許可しない]などのポリシーをダブル・クリックして[有効]に設定します。

 レジストリで設定する場合は,

(1)レジストリ・エディタ(regedit.exe)を起動します。
(2)「HKEY_CURRENT_USER\ Soft-ware\ Policies\ Microsoft」サブキーを選択します。 (3)「Internet Explorer」サブキーを選択します。「Internet Explorer」サブキーがない場合には[編集]-[新規]-[キー]で新規作成します。
(4)[編集]-[新規]-[キー]を選択して「Internet Explorer」サブキー内に「Control Panel」サブキーを作成し,その中にDWORD値のエントリを作成します。表1のように,エントリ1つがタブ1つに対応します。
(5)作成したエントリのデータを「1」に設定します。

 いずれの方法でも設定はすぐに有効になり,マシンの再起動は不要です。


表 ●Internet Explorer の設定変更を制限するレジストリ・キー
「HKEY_CURRENT_USER ¥Software ¥Policies 」の下に「Internet Explorer ¥Control Panel」サブキーを作成,その中にこの表の名前でDWORD値を作る。データを「1」に設定すると,インターネット・オプションのダイアログで対応するタブが表示されなくなる。