Windowsコマンド集
コマンド集(機能別) | コマンド集(アルファベット順)

start  コマンド・プロンプトの起動 (Shell)

 構文  
START ["タイトル"] [/D パス] [/I] [/MIN] [/MAX] [/SEPARATE | /SHARED] [/LOW | /NORMAL | /HIGH | /REALTIME | /ABOVENORMAL | /BELOWNORMAL] [/AFFINITY <16進数の関係マスク>] [/WAIT] [/B] [コマンド/プログラム] [パラメータ]

 オプション  
/B 新しいウインドウを開かずにアプリケーションを起動する。アプリケーション側ではCtrl+Cを無視する。アプリケーションでCtrl+Cを有効にしていない限り,アプリケーションを中断するにはCtrl+Breakを使う
/I 新しい環境を,現在の環境ではなく,CMD.EXEに渡された元の環境とする
/MIN ウインドウを最小化した状態で起動する
/MAX ウインドウを最大化した状態で起動する
/SEPARATE 16 ビットWindowsプログラムを別メモリー領域で起動する
/SHARED 16 ビットWindowsプログラムを共有メモリー空間で起動する
/LOW 優先度をIDLEクラスとしてアプリケーションを起動する
/NOMAL 優先度をNORMALクラスとしてアプリケーションを起動する
/HIGH 優先度をHIGHクラスとしてアプリケーションを起動する
/REALTIME 優先度をREALTIMEクラスとしてアプリケーションを起動する
/ABOVENORMAL 優先度をABOVENORMALクラスとしてアプリケーションを起動する
/BELOWNORMAL 優先度をBELOWNORMALクラスとしてアプリケーションを起動する
/AFFINITY 新しいアプリケーションに対し,指定のプロセッサ関係マスクを16進数で割り当てる
/WAIT アプリケーションの起動後,終了するまで待機する
コマンド/プログラム 内部コマンド/バッチ・ファイルの場合は,コマンドプロセッサがCMD.EXEの/Kオプションを使用して実行されるため,コマンド実行後もウインドウが残る。内部コマンド/バッチ ファイルでなければ,プログラムはウインドウモードのアプリケーションまたはコンソールアプリケーションとして動作する
パラメータ コマンド/プログラムに渡すパラメータを指定する

 利用環境  
NT/2000/XP/2003

 説明  
指定されたプログラムあるいはコマンドを実行するためのウインドウを開く

 使用例  
新たにウインドウを開くことなく,「test.bat」というバッチ・ファイルを起動する
start /b test.bat

 関連事項  
EXIT