Windowsコマンド集
コマンド集(機能別) | コマンド集(アルファベット順)

pathping  ネットワーク転送の追跡 (Shell)

 構文  
pathping [-n] [-h 最大ホップ数] [-g ホスト・リスト] [-p ピリオド] [-q 問い合わせ回数] [-w タイムアウト] [-T] [-R] ターゲット名

 オプション  
-n アドレスをホスト名に解決しない
-h 最大ホップ数 検索のための最大ホップ数を指定する。指定しない場合のデフォルト値は30
-g ホスト・リスト 経由するゲートウエイを指定する
-p ピリオド 次に実行するまでの待ち時間をミリ秒単位で指定する。指定しない場合のデフォルト値は250
-q 問い合わせ回数 各コンピュータに問い合わせる回数を指定する。指定しない場合のデフォルト値は100
-w タイムアウト 応答を待機する時間をミリ秒単位で指定する。指定しない場合のデフォルト値は3000
-T pingコマンドにレイヤー2優先度タグを追加する
-R ルート上の各デバイスがRSVP(Resource Reservation Setup Protocol) をサポートしているかどうか調べる
ターゲット名 あて先のIPアドレスまたはホスト名

 利用環境  
NT/2000/XP/2003

 説明  
通信先とのネットワーク接続を確認するPINGと,データの転送ルートを確認するTRACERTの両方を一度に実現する。宛て先への経路上にある各ルーターに対して,一定の時間に渡ってパケットを送信し,各ホップから戻ってくるパケットに基づいて結果を計算する。

 使用例  
windowsproまでのデータ転送状態を確認する
pathping -n windowspro

 関連事項  
PING, TRACERT