米Microsoftによると,6月末までにほぼ2億2000万コピーのWindows XP Service Pack 2(SP2)を配布したという。Windows XP SP2を出荷開始してほぼ1年がたち(関連記事),ようやくXPユーザーの約60%がそのアップデートを使うようになった。

 市場調査会社である米IDCは,Windows XPのインストール・ベースを3億7100万ユーザー以上だと推定している。この数字を基に計算すると60%ということになるが,XP SP2の現実のインストール・ベースはもっと多いに違いない。というのは企業では通常,1つだけ入手したサービス・パックを多数のマシンに展開するからだ。

(Paul Thurrott)